2020年 バックナンバー
認知症予防効果 DHA
DHA(ドコサヘキサエン酸)は体内では生成することができない必須脂肪酸の一つです。n-3系の脂肪酸に分類されます。アジやイワシ、サバ、カツオ、サンマ、マグロなど青魚の脂肪に多く含まれるほか、α‐リノレン酸を摂取すると体内でEPA(エイコサペンタエン酸)を経て、DHAが合成されます。続きを読む
認知症予防効果 レシチン
レシチンとは、約150年前にフランスで発見された成分です。卵黄から発見されたことから、ギリシャ語で卵黄を意味する「レシトス」に由来し、レシチンと名付けられました。レシチンはリン脂質の一種で、ホスファチジルコリンとも呼ばれています。レシチンは人間の体内に存在するリン脂質としては最も多く、人間の体を構成する約60兆個といわれる細胞のすべての細胞膜を構成している主成分です。 続きを読む
認知症予防効果 ヤマブシタケ
ヤマブシタケは、中国や北米、日本に広く分布する食用きのこの一種で、日本では数少ないサンゴハリタケ科のきのこです。老人のあごひげにも似た真っ白い針がたくさん垂れ下がった、おもしろい形をしたきのこで、大きさは直径5-10cmくらいの球形。中には15cm以上の大きさのものもあります。 続きを読む
認知症の予防効果 銀杏の葉
イチョウは私たちの身近にある植物ですが、その葉から抽出されたエキスが物忘れや認知機能の低下に対するサプリメントなどに使用されているのをしばしば見かけます。実際のところ、効果はどうなのか気になっている方もいるでしょう。今回は、そんなイチョウ葉エキスについてまとめてみました。 続きを読む
認知症の予防効果 フェルラ酸
漢方薬の当帰(とうき)や米ぬかなどに含まれているフェルラ酸はポリフェノールの一種で、植物の細胞壁などに含まれる成分です。強い抗酸化作用を持つため酸化防止のために菓子やデザートに使用されます。フェルラ酸には脳機能改善効果や高血圧改善などの効果があり、最近では軽度のアルツハイマー病の症状改善についても注目されています。 続きを読む
認知症の予防効果 ハーブティー
ハーブティーの歴史は大変古く、古代ギリシャ時代から親しまれていました。様々な薬用植物を乾燥させてお茶にしたもので、自然が生み出した、いわば西洋の漢方です。それぞれのハーブが様々な効能を持っていて、そのほとんどがノンカフェインです。種類によっていろいろな色や味、香りが楽しめます。 続きを読む
認知症の予防効果 緑茶
緑茶の歴史は古く、平安時代に遣唐使が唐から持ち帰ったことが由来とされています。当時は大変貴重な薬として重宝され、室町時代以降は茶の湯の発達により、武士や商人にも広がりました。 その後、庶民の飲み物として親しまれるようになりました。緑茶は味や香りだけではなく、健康食品としても優れています。緑茶に含まれるカテキンには、発がんを抑制したり、免疫力を高めたり、殺菌や消臭作用、抗アレルギーの効果もあると言われています。 続きを読む
認知症の予防効果 コーヒー
コーヒーは、コーヒー豆(コーヒーノキの種子)を乾燥させて焙煎したものを粉砕し、お湯で抽出した飲み物です。コーヒーの起源には諸説ありますが、日本には江戸時代後期に長崎の出島に駐在していたオランダ人より伝来しました。 続きを読む
認知症に有効 漢方薬 当帰芍薬散
当帰芍薬散は冷えをともなう婦人科系の諸症状を改善してくれる、“産婦人科の三大漢方薬”の一つで、血行障害やうっ血などを表す「血(けつ)」の不足を補い、血液の巡りをよくして、体を温める「駆瘀血剤(くおけつざい)」です。 続きを読む
認知症に有効 漢方薬 抑肝散
抑肝散は、中国の明時代に名医で医学界の頂点までいった薛己(せつき)という医師が創った処方です。「保嬰金鏡録(ほえいきんきょうろく)」という小児の治療をまとめた書物の中に記載されており、元々は痙攣があったり物事に驚きやすく、びくびくしているような状態の子供に用いられていました。続きを読む
認知症に有効 漢方薬 加味温胆湯
人の脳や脊髄は頭蓋骨や脊柱管に満たされた津液(しんえき)の中に浮かんでおります。この水が枯れてくると、病名でいえば、一般的な認知症、アルツハイマー型認知症、そしてパーキンソン症候群などを起こす要因となるわけです。加味温胆湯は長い間の累積疲労からくる津液の枯渇を抑えることを目標に作られています。 続きを読む
認知症に有効 漢方薬 加味帰脾湯
人は夜になると、「気」から生じる熱を鎮めることで眠ります。ところが、このとき「血(けつ)」が足りていないと、エネルギーを十分に鎮めることができず、昼と夜のメリハリがつかない状態になってしまいます。 「加味帰脾湯(かみきひとう)」は、足りない「血(けつ)」を増やして不眠を改善します。また、精神を安定させます。 続きを読む