院長の研究のテーマがパーキンソン病の臨床症状、特に認知機能や精神機能でした。
パーキンソン病の記憶障害についての研究によって博士論文を信州大学から授与されました。
ジェームズ・パーキンソン氏がこの病気を発見して200年経ちましたが、治療方法は年々進歩しています。L-ドーパをはじめ有用な抗パーキンソン病薬がたくさん上梓されており、患者さんの生活の質も徐々に高まってきています。しかしこの病気の治療には長年の経験が必要であり、やはり専門医によらなければなりません。パーキンソン病は神経疾患ですが、種々の合併症が出現するため、全身を診ることのできるエキスパートでなければなりません。発病の初期はハネムーン期といって非専門医が治療しても遜色ないのですが、初期治療から上手に抗パーキンソン病薬を使い分けないと、中期を過ぎて忌まわしい運動合併症が出現しやすくなります。また中期から出現する運動合併症や精神機能障害を上手に治療するのが私をはじめ専門医の務めであります。
下記チェックシートにて気になる症状のある方、パーキンソン病でお困りの患者さんはぜひ当クリニックにお越し下さい。生活指導やリハビリテーションにも力を入れております。 (↓↓↓チェックシート画像をクリックして頂くと拡大致します。)