放射線科

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苦痛の少ない大腸がん検査が可能になりました

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当院では2014年に最新型の64列マルチスライスCT撮影装置(HITACHI Medico社製Supria)を導入いたしました。この装置を用いて行う大腸CT検査(CTコロノグラフィー:CTC)は、内視鏡を挿入せずに大腸のCT撮影を行い、大腸CT解析が可能な専用ワークステーションで画像処理することで、内視鏡検査を行ったような大腸画像を作成し、観察・診断する検査です。この検査は苦痛が少なく、出血や腸穿孔といった偶発症は極めてまれです。また過去の手術の影響などで内視鏡検査が難しい方にも多くの場合検査が可能です。

 

検査方法

図1

画像解析

CTスキャン撮影後、画像データをコンピューター上で再構成を行います。 画像を作り出す作業は少々時間がかかりますので、後日結果をご報告いたします。
CTコロノグラフィーでは、大腸を立体的に観察することが可能です。

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