アレルギー科

アレルギー科

アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、じんま疹、食物アレルギー、ペットアレルギー気管支喘息、咳喘息、過敏性肺臓炎、アトピー咳嗽、血清病など。主として内科領域のアレルギー疾患の診療をガイドラインに則った治療で行っています。最もポピュラーな疾患であるアレルギー性鼻炎、じんま疹、気管支喘息には特に力をいれています。

※アトピー性皮膚炎はステロイド拒否の患者さんや親御さんが多いため、ガイドラインから外れる治療を望まれる治療になるため、対象疾患から除外させていただきました。

 
Ⅰ型アレルギーのアレルゲン検査(IgE型抗体)を主に検査を行っていますが、最近話題のIgG抗体についても保険外検査ですが行えます。また、治療は薬物療法の他に、ヒスタグロブリン注射、温泉療法、プロバイオティクス療法、デトックス療法などの新しい治療も取り入れています。

スギ花粉症の治療 舌下免疫療法

舌下免疫療法はアレルギー発生の原因物質を少しずつ身体に取り入れ、少しずつ身体に慣らしていく治療法です。舌下に投与する減感作療法薬であり、従来の皮下注射と比べ、注射による痛みもなく、自宅で治療ができるのが特徴です。

舌下免疫療法の注意点

① アレルギー症状を軽減したり、長期にわたり症状をおさえる可能性のある治療法です。
  ※完治3割、症状軽減5割、変化無し2割
② 治療前に、症状がアレルゲンによるものかの確定診断が必要です。
③ 6月頃から、遅くとも11月には治療を開始します。花粉飛散期に治療を開始することはできません。
④ スギ花粉そのものを舌下(舌の裏側)に投与することから、まれに重篤な症状が出現する可能性があります。
⑤ 治療は長期間(3〜5年)かかります。毎日の自宅での服用が必要です。
⑥ 平成27年秋までは2週間ごとの受診が必要です。その後は4週間ごとの受診となります。

※詳しくは鳥居製薬のホームページをよくお読みになり、ご検討ください。

服用手順

服用手順1
大きく口を開け、舌の下に一度に薬液を滴下します。
※薬品は添加物として濃グリセリンを使用しているため、患者さんによっては服用時にピリピリ感を感じることがあります。
 

服用手順2
舌の下に薬液を入れたまま2分間保持した後にのみこんでください。
 
 
 

服用手順3
その後5分間は、うがいや飲食をしないでください。
 
 
 

当クリニックでも治療可能です

舌下免疫療法