リハビリテーション科
当クリニックのリハビリテーションは、入院生活やご家庭や地域での生活がより過ごしやすくなるように、目標を設定してリハビリを行います。また、看護師や栄養士と連携し、チームとして一人一人に合ったリハビリを行います。
ロコモディブシンドローム予防のためのパワーリハビリテーション
ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称:ロコモ)とは、骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害を来たしている状態のことをいい、進行すると要介護や寝たきりになるリスクがとても高くなります。
平均寿命は延びましたが、私たちの運動器は元々それほど長持ちするようにはできていないようです。いつまでも自立した生活を送るためには、健康寿命を意識して、定期的に運動器のメンテナンスを行いながら、大切に使い続ける必要があります。
平均寿命と健康寿命
私たちの寿命は延び続け、今では“人生90年”に手が届こうとしています。しかし一方で、自立した生活を送れる期間の「健康寿命」が、平均寿命より男性は約9年、女性は約12年も短いことが分かりました。これは支援や介護を必要とする期間が、平均で9~12年もあるということです。
歩行速度の低下がロコモの始まり
歩行速度が低下して、若い時のように速く歩けなくなったなど、心当たりがある人は要注意。それがロコモのサインです。そんな心当たりがあるのに、あまり動かない生活を送っていると、ロコモが進行してしまいます。歩くのがおっくうになってくると、立つのもつらく感じてくるもの。だんだん立つ・歩くなどの日常動作がうまくできなくなると、その先に待っているのは転倒・骨折の危険、そして寝たきりの生活です。
ロコモ対策はいつ頃から必要?
骨や筋肉は40歳頃から衰え始め、50歳を過ぎた頃から急激に低下します。そのため特に50歳を過ぎたら、ロコモ対策を始める必要があります。運動器は、自分の意志で動かすことができる唯一の器官。そして骨や筋肉は6>、いくつになっても鍛えることができます。「運動器の寿命は自分で延ばす」という意識をもち、今日からロコモ対策を始めましょう。
ロコモ予防にはパワーリハビリが最適
パワーリハビリとはパワーリハビリテーション機器によるマシントレーニングで、ロコモ予防に最適です。パワーリハビリは当クリニックのリハビリテーション科で行っています。以下のチェックに1つでも当てはまる方は是非ご利用下さい。